はじめに
2015/8/14-16で開催された、コミックマーケット88で
自作のVRゲームを頒布してきました。
ゲームの内容については、こちらでwww.youtube.com
C88 3日目(2015/8/16)に箱庭系VRアクションゲーム「箱庭の彼女」体験版を頒布します! - ぼっちプログラマのメモ
色んな人に唆されて、予定した数の3倍分焼いて持って行きましたが、
無事完売しました。購入していただいた方、本当にありがとうございます!
ゲームの実装部分を話しだすとキリがないので後日するとして、
とりあえず、UE4マケプレで購入したアセット(有料のみ)一覧と、
コミケに同人ゲームを出す上でした方がいいことを、
自分のメモ代わりに書いていきます。
今回の記事では前者のみ
その2pafuhana1213.hatenablog.com
使ったアセット一覧
総額を数えるのは止めようね?お兄さんとの約束だよ!
(定期的にアセットレビュー記事を書いていこうかなと考えてたり)
背景モデル
Stasis Pack - Modular SciFi
https://www.unrealengine.com/item/abb96b5e91fd4cdd83974e34845ed9aa
その他モデル
"ROBO" the NPC by Tpose
https://www.unrealengine.com/item/56a683d846dd4900af5cf3f5a9249b60
FPS Weapon Pack
https://www.unrealengine.com/item/40d1f3ab15944a6db997e7e528bb4805
Crazy Insane Door Pack
https://www.unrealengine.com/item/dd7acd4da4834b7fa34d0e39955ca576
Dynamic Clocks
https://www.unrealengine.com/item/a6973f7a8d77424bacbebeca7b38f2bf
Sci Fi Robots Pack
https://www.unrealengine.com/item/e3aa8e16fcc846fc930c212ff9a35e17
Animals – Deer
https://www.unrealengine.com/item/4431d5b761b54871aecba39fcd19c8d8
モーション
Ninja MoCap Pack 1
https://www.unrealengine.com/item/3080e26f6c054cc885331b1f837b27ee
Realistic Female Player Anims
https://www.unrealengine.com/item/f0652411619a4955a4f392ca0736500a
Pistol Animset Pro
https://www.unrealengine.com/item/dbe1377ea6364f9e9cb06826e4a57f98
エフェクト
101 Muzzle Flashes
https://www.unrealengine.com/item/25601cb5924c4d639a9fbc79dbd0efd6
Scifi Particle Pack
https://www.unrealengine.com/item/11de2ad6f6064b4bbdd801518d11a607
FT Magic Pack 02
https://www.unrealengine.com/content/caebf820c1c04f1b9d56865e093d6c3c
サウンド
Future Weapons Vol.1
https://www.unrealengine.com/item/a80d2cca939747768009b7a644627893
Universal Sound FX
https://www.unrealengine.com/item/41a9bac7965941c1a98c94122077ff3f
…見ての通り、色々とアセットを購入した訳ですが、
そのまま使っているアセットは殆どないです
大体カスタマイズしてます
エフェクトの場合は、Loop再生になっている箇所を
一回のみ生成されるように変更したり、処理的に重い箇所を修正したり、削除したり…
モーションの場合は、リターゲットは勿論ですが、
AnimationMontageで他のモーションと組み合わせたり…
サウンドの場合は、SoundCue機能と組み合わせて色々と音を調整したり…
他にも色々…
何が言いたいかというと、以下の知見が得られましたよということ
- アセットをカスタマイズする気がない人は、アセットを買っても無駄になるかも…(まあ、当然といえばそうなのですが)
- アセットをカスタマイズする過程で、不足している知識・経験を得ることができる
- 完全オリジナルを作る際に参考にすることができる
特にエフェクトは公式のサンプルが少ない、しかも少し複雑なので
学習素材としてアセットを購入してみるのはいい手かと思います。
最後に、
- クオリティがとても高い!(金銭面を抜きにしたら)手軽にリッチな絵が作れる!
汚い話、やはり画が綺麗なゲームは注目されると思います。
目立つ部分に関しては、UE4マケプレを使うのは十分ありかなと思います。
後は、アセットを購入する上での細かい注意点
大丈夫?そのアセット、プラグイン使ってない?
一部のアセットでは、プラグインを使うことが前提になっています。
代表的なのは、Substanceプラグイン
現状(UE4.8)、プラグインを入れていると、
パッケージング(Shipping)でエラーが出る事が多いです…
ので、購入する前は説明文をしっかり読んでおきましょう…
アセットパスの長さに注意!
一部のアセットでは、フォルダ階層が深い + 名前が長いアセットが
含まれている事があります。何が不味いかというと、
パッケージング中にアセットのパス名の長さでエラーが出る可能性が出てくるからです
原因と解決策は以下のとおり(@aizen76さん、いつもありがとうございます!)
@pafuhana1213 これってWindowsの制限では?http://t.co/5Q92BxbXV3
— alwei (@aizen76) August 17, 2015
今回だと「Universal Sound FX」を入れた際に問題になりました…
プロジェクトへのアセット追加に要注意!
ダウンロードしたアセットには、Create ProjectとAdd To Projectの
2種類の操作が用意されています。ここに関しては問題ないと思います。
問題は、Add To Projectでプロジェクトに追加される内容です。
恐ろしいことに、アセットのみが追加されるパターンと、
プロジェクトが追加されるパターンが存在しています。
前者は特に問題ありません。使用しない無駄アセットが増えるぐらいです。
問題は、後者です。プロジェクトが追加されるということは、
追加先のプロジェクトの設定が壊される可能性があるということです
(実際に壊すまではいかなくても、設定が上書きされて大変なことになりました)
なので、
「アセット追加管理用のプロジェクトを別に用意しておいて、
ダウンロードアセットの追加はそのプロジェクトに、
必要なアセットだけ本プロジェクトに移行」
というのが、一番安全な方法かなと思います。