はじめに
以前に、プロパティの設定状況を可視化するActor Coloration という機能について講演したりサンプルを公開したりしましたが…
その際に調査・説明を忘れていた「 Property Color」の使い方についてEpic公式動画で語られていたので、メモついでに記事にしてみました。 https://www.youtube.com/watch?v=_BIZ3FOcLNs (9:15 ぐらい)
Actor Colorationの Property Colorについて
記事タイトルの通り、 チェックしたいプロパティをCtrl押しながら左クリック することで、そのプロパティをActorColorationによる可視化対象にできます。 例えば、Cast Shadowを有効にした Static Mesh の Cast Shadow プロパティを Ctrl + クリックすると、このように可視化されます。 (Cast Shadowが有効なSkeletal Mesh は対象になっていないのが少し落とし穴ポイント)。
次に、Cast Shadowを無効にした Static Mesh の Cast Shadow プロパティを 可視化対象にすると…このようになります。
このように、「同じ種類のComponent かつ プロパティの設定値が同じなら 赤く表示」というルールで可視化が行われます。 Actor Coloration のプリセットにするほどではないけど、サクッと設定状況をチェックしたいなぁというときに便利かなと思います。ただ毎回するのは面倒なので、頻度が高いものは ini や C++ を使ってプリセットするべきかなと!
おわり!